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がん Info

「がんInfo.」は、米国国立がん研究所(National Cancer Institute : NCI)のがん情報(*PDQ)の患者さん向け情報を、NCI承認のもと国際医学情報センターの責任で翻訳し提供しております。93項目中、40項目がご覧になれます。
皮膚がん

概説

このセクションの要点
  • 皮膚がんとは皮膚組織中に悪性(がん)細胞が認められる病気です。
  • 非メラノーマ皮膚がんと日光角化症の発生リスクは皮膚の色と日光照射により影響します。
  • 非メラノーマ皮膚がんと日光角化症は時に皮膚の変化として現われることがあります。
  • 非メラノーマ皮膚がんと日光角化症を発見し診断するために、皮膚を調べるための検査または処置が行われます。
  • 諸条件により予後(治癒の可能性)や治療法の選択が変わります。

皮膚がんとは皮膚組織中に悪性(がん)細胞が認められる病気です。

皮膚は、体の中で最も大きな器官です。皮膚は熱、日光、損傷および感染から保護し、また体温を維持し、水分、脂肪、ビタミンDを蓄える上で役立ちます。皮膚はいくつかの層からなっていますが、主に表皮(上層または外層)と真皮(下層または内層)の2層に分けられます。皮膚がんは表皮から生じますが、表皮は次の3種類の細胞から構成されています:
有棘細胞:
表皮の最上層を形成する薄く平坦な細胞。
基底細胞:
有棘細胞の下にみられる円形細胞。
メラノサイト:
表皮より下部にみられる細胞で、これらの細胞は皮膚に自然な色調を与える色素であるメラニンを生成します。皮膚が日光を浴びると、メラノサイトはより多くの色素を生成し、皮膚は褐色や色黒くなります。
皮膚がんは全身のあらゆる部分に生じる可能性がありますが、顔、頸部、手部、腕など日光露出部皮膚に最も多く生じます。皮膚に発生するがんにはいくつかのタイプがあります。最も一般的なタイプは基底細胞がんと有棘細胞がんで、これらは非メラノーマ皮膚がんと呼ばれます。日光角化症はひとつの皮膚状態ですが、時に有棘細胞がんに進展することがあります。

本PDQ要約は、非メラノーマ皮膚がんと日光角化症の治療について参照しています。非メラノーマ皮膚がんは体の他の部位まで拡がることは稀です。一方、皮膚がんの最も稀な形態であるメラノーマは隣接組織に浸潤し、体の他の部位まで拡がる可能性がより多くあります。メラノーマおよび他の種類の皮膚がんについての情報は次のPDQ要約を参照してください:
  • メラノーマの治療
  • 菌状息肉症およびSezary症候群*の治療
  • カポジ肉腫*の治療
(注)*の項目はがんinfo.の項目には含まれていません。

非メラノーマ皮膚がんと日光角化症の発生リスクは皮膚の色と日光照射により影響します。

リスク因子があるからといって、がんになるとは限りません。また、リスク因子がないからといって、将来がんにならないわけではありません。リスクを持つ可能性がある人は医師に相談してください。基底細胞がんと有棘細胞がんのリスク因子には次のようなものがあります:
  • 天然または人工的な日光を大量に浴びる。
  • 色白である(ブロンドまたは赤毛、白い肌、緑または青い瞳、そばかすの既往)。
  • 皮膚に瘢痕または火傷がある。
  • ひ素の曝露。
  • 慢性的な皮膚の炎症または皮膚潰瘍がある。
  • 放射線療法の既往。
  • (例えば臓器移植後の)免疫抑制剤の投与。
  • 日光角化症がある。
日光角化症のリスク因子には次のようなものがあります。
  • 大量の日光を浴びる。
  • 色白である(ブロンドまたは赤毛、白い肌、緑または青い瞳、そばかすの既往)。

非メラノーマ皮膚がんと日光角化症は時に皮膚の変化として現われることがあります。

皮膚の変化がすべて非メラノーマ皮膚がんまたは日光角化症の徴候ではありませんが、皮膚の変化がみられた場合、医師は検査を行うべきです。

非メラノーマ皮膚がんを疑う症状として次のようなものがあります:
  • 治癒しないただれ。
  • 皮膚の一部に次のようなものがみられる場合。
    • 小さく、隆起しており、滑らかで、光沢があり、ろう状である。
    • 小さく、隆起しており、赤色または赤褐色である。
    • 平坦で、ざらざらしており、赤色または茶色で、鱗屑性である。
    • 鱗屑性、出血性または痂皮性である。
    • 瘢痕および堅い腫瘤に似ている。
日光角化症を疑う症状として次のようなものがあります:
  • 皮膚に赤色、ピンクまたは茶色のざらざらした隆起性鱗屑状斑がある。
  • 下唇にリップクリームやワセリンが効かない亀裂または剥皮がある。

非メラノーマ皮膚がんと日光角化症を発見し診断するために、皮膚を調べるための検査または処置が行われます。

次のような処置が用いられます:
皮膚所見:
医者または看護師が、色、大きさ、形または手触りから異常にみえる腫瘤や斑がないか皮膚を調べます。
生検:
異常にみえる増殖部のすべてまたは一部を皮膚から切除し、病理医が顕微鏡下で観察してがん細胞が存在するかどうかを調べます。主に3種類の皮膚生検があります:
シェーブ生検:
殺菌した剃刀を用いて異常にみえる増殖を取り除きます。
パンチ生検:
パンチまたは穿孔器と呼ばれる特殊な装置を用いて、異常にみえる増殖から組織を円筒状に切除します。
切除生検:
メスを用いてすべての増殖部分を切除します。

諸条件により予後(治癒の可能性)や治療法の選択が変わります。

予後(治癒の可能性)は、主にがんの病期とがんを切除するために用いた治療法の種類によって異なります。治療法の選択は、以下のようになります。
  • がんの病期(がんが皮膚のより深い部分まで拡がっているか、または体の他の部位まで拡がっているか)。
  • がんのタイプ。
  • 大きさや場所。
  • 患者さんの全身状態。


病期

このセクションの要点
  • 非メラノーマ皮膚がんと診断された後、がん細胞が皮膚内にとどまっているか、それとも体の他の部位まで拡がっているかを調べる目的で諸検査を行います。
  • がんが体内に広がる方法は3通りあります。
  • 非メラノーマ皮膚がんの病期は以下の通りです:
    • 0期(表皮内がん)
    • I期
    • II期
    • III期
    • IV期
  • 診断された皮膚の前がん状態または非メラノーマ皮膚がんのタイプに基づいて治療法が選択されます:
    • 基底細胞がん
    • 有棘細胞がん
    • 日光角化症

非メラノーマ皮膚がんと診断された後、がん細胞が皮膚内にとどまっているか、それとも体の他の部位まで拡がっているかを調べる目的で諸検査を行います。

がん細胞が皮膚内および体の他の部位まで拡がっているかどうかを調べるために行われる検査を「病期診断」といいます。病期診断のために行われた検査で得られた情報から、疾患の病期が決定されます。最善の治療計画を立てるためには病期を把握することが重要です。非メラノーマ皮膚がんの病期を決定するために必要な唯一の検査としてよく生検が行われます。有棘細胞がんの場合、がんがリンパ節まで拡がっているかどうかを調べるためにリンパ節を検査することがあります。

がんが体内に広がる方法は3通りあります。

がんが体内に広がる方法は以下のように3通りあります:
  • 組織を透過して、がんが周囲の正常組織に侵入します。
  • リンパ系を透過して、がんがリンパ系に侵入し、リンパ管を経て体内の他の部分に移動します。
  • 血液を透過して、がんが静脈と毛細血管に侵入し、血液を経て体内の他の部分に移動します。
がん細胞が原発部位(初めの腫瘍)から離脱してリンパや血液を経て体内の他の部分に移動すると、別の腫瘍(二次性腫瘍)を形成するかもしれません。この過程を転移と読んでいます。二次性腫瘍(転移性腫瘍)は原発部位の腫瘍と同じタイプのがんです。例えば、もし乳がんが骨に転移するのなら、骨のがん細胞は実際に乳がんのがん細胞です。その病気は骨のがんではなく、転移性乳がんです。

非メラノーマ皮膚がんの病期は以下の通りです:

0期(表皮内がん)
0期では、異常な細胞が扁平上皮がんの内側あるいは表皮の基底細胞層(表皮最外層)に形成されます。これらの異常な細胞はがんになり、近くの正常な組織に広がる可能性があります。0期は表皮内がんとも呼ばれます。
I期
I期では、がんが形成され、2cm以下の大きさです。
II期
II期では、がんは2cm以上の大きさです。
III期
III期では、がんは体の他の部位にはみられませんが、皮下組織を越えて軟骨、筋肉または骨まで拡がっており、さらに(または)隣接リンパ節まで拡がっています。
IV期
IV期では、がんは体の他の部位まで拡がっています。

診断された皮膚の前がん状態または非メラノーマ皮膚がんのタイプに基づいて治療法が選択されます:

基底細胞がん
基底細胞がんは皮膚がんの最も一般的なタイプです。通常、基底細胞がんは日光露出部皮膚に生じますが、鼻に最もよく生じます。このがんは滑らかな真珠様の光沢のある外観をした小隆起瘤としてよく出現します。これとは別に、瘢痕のようにみえますが、平坦で、触ると堅いタイプのものもあります。基底細胞がんはがんの周囲組織まで拡がる可能性がありますが、通常体の他の部位までは拡がりません。
有棘細胞がん
有棘細胞がんは、耳、下唇および手の甲など日光露出部皮膚に生じます。また火傷や化学薬品または放射線照射を受けた皮膚の部分に出現することもあります。このがんはよく堅くて赤色状の腫瘤として出現します。時に腫瘍は鱗屑性、出血性、痂皮形成性にみえることがあります。有棘細胞がんは隣接リンパ節まで拡がる可能性があります。
日光角化症
日光角化症はがんではありませんが、時に有棘細胞がんに変化する場合があるひとつの皮膚状態です。日光角化症は通常、顔、手の甲、下唇など日光を浴びる皮膚の部分に生じます。このがんは皮膚上に赤色、ピンクまたは茶色のざらざらした隆起性鱗屑状斑として、またはリップクリームやワセリンが効かない下唇の亀裂または剥皮として生じます。


治療法の概要

このセクションの要点
  • 非メラノーマ皮膚がんと日光角化症患者さんに対して様々なタイプの治療法があります。
  • 標準的治療法として以下の4種類が用いられます:
    • 手術療法
    • 放射線療法
    • 化学療法
    • 光力学的療法
  • 新しい治療法は現在、臨床試験で検証中です。
    • 生物学的療法
  • 臨床試験に参加したいと考える患者さんがいるかもしれません。
  • がんの治療を始める前、または始めるか、治療を始めた後に患者さんは臨床試験に参加することができます。
  • フォローアップ検査が必要になるかもしれません。

非メラノーマ皮膚がんと日光角化症患者さんに対して様々なタイプの治療法があります。

非メラノーマ皮膚がんと日光角化症患者さんに対して様々なタイプの治療法が適用されます。標準的治療法(現在用いられている治療法)もあれば、臨床試験において検証されているものもあります。治療法についての臨床試験は、現在行われている治療法の改善やがん患者さんの新しい治療法に対する情報を得るために行われるものです。現時点で標準的とされている治療法よりも新しい治療法の方が良いと示された場合、今度は新しい治療法が標準的治療法になる可能性があります。 臨床試験に参加したいと考える患者さんがいるかもしれません。いくつかの臨床試験は治療を始めていない患者さんにのみ開かれています。

標準的治療法として以下の4種類が用いられます:

手術療法
非メラノーマ皮膚がんと日光角化症の治療に対して、次の外科的処置のいくつかが用いられることがあります:
モース顕微鏡手術:
薄層中の皮膚から腫瘍を切除します。手術中に腫瘍の断端部および切除した腫瘍の各皮膚層を顕微鏡で観察してがん細胞を調べます。がん細胞がみられなくなるまで各皮膚層を続けて切除します。このタイプの手術はできる限り正常組織を切除しないで行われることから、顔面に生じた皮膚がんの切除によく用いられます。
単純切除術:
がんの周囲の正常組織も含めて皮膚からがんを切除します。
剃刀切除術:
小剃刀を用いて皮膚表面から異常な部分を切除します。
電気乾固と掻爬術:
キューレット(鋭利なスプーン型器具)を用いて皮膚から腫瘍を切除します。その後、出血を止めたり創傷断端の周囲に残存するがん細胞を破壊するために、針状電極を用いて切除部分に電流を流して治療します。この処置は、がんをすべて切除するために手術中に1〜3回繰り返し行われることがあります。
冷凍手術:
上皮内がんなどの異常な組織を冷凍し、破壊するために装置を用います。この処置は冷凍療法とも呼ばれます。
レーザー手術:
レーザー光線(細くて強力な光線)をメスがわりに用いて細胞を無血で切ったり、がん病巣の表面を取り除く手術的方法です。
皮膚剥削術:
回転する車輪状の装置または小粒子を用いて皮膚細胞を浅く削り、皮膚の最上層を切除します。
放射線療法
放射線療法は高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺したり、成長を妨げるがん治療のことです。放射線療法には2つの種類があります。外照射は体外の機械を用いてがんに放射線を照射する治療法です。腔内照射は放射性物質を密封した針、シーズ、ワイヤ、カテーテルをがんの内部またはその近くに直接留置して、がんに放射線を照射する治療法です。放射線療法の方法はがんの種類や病期によって異なります。
化学療法
化学療法は、薬剤を用いてがん細胞を殺すかまたは細胞分裂を停止させることでがん細胞の増殖を停止させるがん治療のことです。口から服用したり、筋肉や静脈内に注入する化学療法では、薬剤は血流を通って全身のがん細胞に影響することができます(全身療法)。脊柱、臓器、腹部などの体腔に薬剤を直接注入する化学療法では、薬剤は主にこれらの領域中にあるがん細胞に影響します(局所化学療法)。非メラノーマ皮膚がんと日光角化症に対する化学療法は通常局所的に行われます(皮膚にクリームまたはローションを外用する)。化学療法はがんの種類や病期によって異なります。

時に非メラノーマ皮膚がんを治療または予防するためにレチノイド(ビタミンAに関連した薬剤)が用いられることがあります。レチノイドは服用するか、皮膚に外用されます。へん平上皮細胞がんの治療に対して、レチノイドの使用が臨床試験で検証されています。
光力学的療法
光力学的療法(PDT)は、薬剤を用いて、光線を照射するとがん細胞を死滅させる療法です。光線が暴露されるまで活性化しない薬剤を静脈に注入します。この薬剤は正常な細胞よりがん細胞に集まります。皮膚がんに対し、光線を皮膚にあてることで薬物が活性化し、がん細胞を死滅させます。光力学的療法は正常な組織にほとんど損傷を与えません。

新しい治療法は現在、臨床試験で検証中です。

このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。実施されている臨床試験についての情報はインターネットでNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
生物学的療法
生物学的療法は、患者さん自身のがんと闘う免疫機構を活発にする治療法です。自らの体内でつくられる物質や実験室で作成された物質を用い、患者さん自身のがんに対するもともとの抵抗力を高め、方向づけしたり、回復させたりします。このタイプのがん治療はまたバイオセラピーまたは免疫療法とも呼ばれています。

臨床試験に参加したいと考える患者さんがいるかもしれません。

何人かの患者さんにおいて臨床試験に参加することは最良の治療選択であるかもしれません。臨床試験はがんの研究過程の一つです。臨床試験は新たな治療法が標準的な治療法より安全で有効であるかを見つけ出すために行います。

がんに対する今日の標準的な治療法の多くは早期の臨床試験を基本にしています。臨床試験に参加する患者さんは標準的な治療を受けるか、初めて新しい治療を受けることになるかもしれません。

また、臨床試験に参加する患者さんは未来のがん治療法の改良を助けます。新しい治療法の臨床試験が有効性を示さなくても、しばしば重要な疑問の答えとなり、研究が前進するのを助けます。

がんの治療を始める前、または始めるか、治療を始めた後に患者さんは臨床試験に参加することができます。

いくつかの臨床試験はまだ治療を受けていない患者さんを含んでいます。他の試験はがんが回復していない患者さんに対する治療を評価します。がんが再発する(再起する)のを止めるか、がん治療の副作用を軽減する新しい方法を評価する臨床試験もあります。

臨床試験は国の多くの地域で行われています。治療法の項での現在の治療法の臨床試験へのリンクを参照してください。NCIの臨床試験データベースから取り出してきます。

フォローアップ検査が必要になるかもしれません。

がんを診断するために行われた、あるいはがんの病期をみつけるために行われた検査が繰り返されるかもしれません。いくつかの検査は治療がどれぐらいよく効いているかをみるために行われるでしょう。治療を続ける、変更するか止めるかどうかの判断がこれらの検査結果を基に行われるかもしれません。これらはときどき再病期診断と呼ばれます。

いくつかの検査は治療が終わった後に時々継続して行われるでしょう。これらの検査結果は状態が変化したかどうか、またはがんが再発(再起)したかを示すことができます。これらの検査は時々、フォローアップ検査か定期検査と呼ばれます。

病期別治療法

現在行われている臨床試験のリストへのリンクはそれぞれの治療の項目に含まれています。いくつかのがんのタイプや病期に対しては、試験がないかもしれません。リストに載っていない臨床試験をあなたの主治医とチェックすることは、あなたにとって正しいことかもしれません。

基底細胞がん

基底細胞がんの治療には次のようなものがあります:
  • モース顕微鏡手術。
  • 単純切除術。
  • 電気乾固と掻爬術。
  • 冷凍手術。
  • 放射線療法。
  • レーザー手術。
  • フルオロウラシルを用いた局所化学療法。
  • 光力学的療法。
  • 生物学的療法の臨床試験。
基底細胞がんは初発から5年以内に新たながんまたは再発がんが生じることがあるので、基底細胞がん患者さんに対しては、フォローアップにおいて皮膚検査を行うことが重要です。患者さんは治療終了後、当初の5年間は6ヶ月ごとに、その後は1年ごとに皮膚検査を行うべきです。

現在、米国で基底細胞がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのPDQ Cancer Clinical Trials Registryから確認してください。

有棘細胞がん

有棘細胞がんの治療には次のようなものがあります:
  • モース顕微鏡手術。
  • 単純切除術。
  • 電気乾固と掻爬術。
  • 冷凍手術。
  • 放射線療法。
  • フルオロウラシルを用いた局所化学療法。
  • レーザー手術。
  • 生物学的療法の臨床試験。
  • レチノイドと併用した生物学的療法の臨床試験。
有棘細胞がん患者さんに対しては、フォローアップにおいて皮膚検査を行うことが重要です。有棘細胞がんは拡がる可能性があるので、患者さんは治療終了から数年間は3ヶ月ごとに、その後6ヵ月ごとに皮膚検査を行うべきです。

現在、米国で有棘細胞がんの患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのPDQ Cancer Clinical Trials Registryから確認してください。

日光角化症に対する治療法

日光角化症はがんではありませんが、がんに進展する可能性があるので治療が行われます。日光角化症の治療には次のようなものがあります:
  • 局所化学療法。
  • 冷凍手術。
  • 電気乾固と掻爬術。
  • 皮膚剥削術。
  • 剃刀切除術。
  • レーザー手術。
  • 光線力学療法。
現在、米国で日光角化症の患者さんを受け入れている臨床試験があるかどうかをNCIのPDQ Cancer Clinical Trials Registryから確認してください。
(2008年06月更新)


※このがん情報は米国国立がん研究所で作成されていますので、日本の状況と多少異なる点もあります。それらについては医師にご相談下さい。
※このサービスは米国国立がん研究所(NCI、http://www.cancer.gov/)のがん情報の一部をNCIの承認の元に(財)国際医学情報センターの責任で翻訳、提供しています。
※無断転載禁ず。