|
Home |
|
膵臓外科 |
膵臓外科膵臓外科では, 膵がん (膵ガン,すいがん, 膵癌, 膵臓がん, すい臓がん, 膵臓癌, 膵臓ガン, すい臓癌, すい臓ガン), などの悪性膵腫瘍と,膵がんとは性質が異なる 膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN/IPMT)や 粘液性嚢胞腫瘍(MCN/MCT)などの 嚢胞性膵腫瘍,インスリノーマやグルカゴノーマなどの 膵内分泌腫瘍,さらには良性膵腫瘍として 腫瘤形成性膵炎(腫瘤形成性慢性膵炎)などの膵腫瘍を対象に診療します.このなかでも膵がんは「21世紀に残された難治性腫瘍」とされています.わたしたち膵がん治療にたずさわる外科医は,治癒をめざして現在なお膵がんに挑戦し続けているのです.京都大学京都大学には膵腫瘍のなかでも特に膵がんを専門に診療するチームがあり,日本を代表する外科医療施設です.膵がんに対する診療・研究活動は世界的にも高く評価されています.このサイトは特に膵がんに対するわたしたちの診断や治療法などの臨床の進歩と基礎的研究の状況を説明するために作成しました.膵がん膵がんをはじめとする膵頭部の腫瘍に対して行われる 膵頭十二指腸切除術という手術が共通している下部胆管癌や十二指腸乳頭部癌などの疾患に関しても, 膵がんの外科治療のページが参考になります.膵がんについてさらに詳しく知りたいかたは、膵がん関連出版物のページに書籍を紹介してあります.
|
|
What's New2008年6月1日京都大学病院が本年度から発足した日本肝胆膵外科学会「高度技能医制度」の 高度技能医修練施設Aに認定されました. 2008年4月15日 『迷ったときの医者選び・関西(角川SSコミュニケーションズ)』(2008.4.15発刊)に インタビュー記事が掲載されました.表紙イメージ 2008年1月31日 『手術数でわかるいい病院2008(週刊朝日MOOK)』に 膵がんについてインタビュー記事が掲載されました.表紙イメージ 2008年1月4日 2008年1月4日発売 週刊朝日(2008.1.18号)【手術数でわかる「いい病院」】に 取材記事が掲載されました。週刊朝日のサイトはこちら 2007年12月17日 雑誌プレジデント(2007.12.17号)に膵臓癌専門医としてリストされました。 表紙イメージはこちら,雑誌プレジデントのサイトはこちら 2007年6月20日 患者さん向け解説書『膵がん インフォームドコンセントのための図説シリーズ(改訂版)』が 共著で出版されました.表紙イメージ 2007年4月12日 第107回日本外科学科定期学術会議で私たちの発表 『膵癌細胞のTRAIL感受性抵抗因子を標的とした治療戦略』がiPos 賞を受賞し 表彰されました(表彰式). 2007年3月3日 2006年の手術件数のページをupしました. 2006年8月10日 ティーエスワン(TS-1)が 「膵癌」の効能・効果を取得 これによって膵がんの治療の選択肢が広がりました. 効果的な治療を目指して私達もさらに研究を進めてまいります. 2006年5月11日 第18回日本肝胆膵外科関連会議で私たちの発表 『膵頭十二指腸切除術の術後合併症の解析』が会長賞に選ばれました. 2006年4月1日 改組により私たちは京都大学 肝胆膵・移植外科のなかの膵臓外科になりました. 2006年3月16日 新聞紙面で紹介されました. ウェブサイトはこちら 2006年3月10日 『科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン2006年版』 私たちも編集委員として協力しています.表紙イメージ 2005年4月10日 患者さん向け解説書『膵がん インフォームドコンセントのための図説シリーズ』が 共著で出版されました.表紙イメージ 2004年9月 米国外科学会会報に私たちの研究室が紹介されました. Bulletin of American Colledge of Surgeons 89(9):48-50, 2004(pdf形式) |
|
サイトマップホーム膵がんについて 一般向け 膵臓癌問答 膵がんに関連した質問と答え 膵がんについて 基本的な解説 -- 膵癌取扱い規約 膵がん関連出版物 膵がんをより詳しく理解するための書籍 一般・医療従事者向け 膵がん治療方針 治療方針決定の基準 膵がん外科治療 外科治療の成績など 膵頭十二指腸切除術 PPPD/PDの手術適応,術式 手術件数2006年 2006年の膵臓手術件数 膵がんの放射線療法と化学療法 放射線治療,抗癌剤治療 膵癌の診断方法 画像診断の解説 外来診察の方法 京大病院の外来の受診のしかた リンク 膵がんの診療を積極的に行う施設や,その他の情報. 膵がんについてもっと詳しく知りたい方のために. 膵内分泌腫瘍について 一般向け 膵内分泌腫瘍 膵内分泌腫瘍に関する一般的な解説 一般・医療従事者向け インスリノーマ インスリノーマ(インシュリノーマ)の解説 グルカゴノーマ グルカゴノーマの解説 膵がん・膵臓疾患の研究 臨床研究と基礎研究 膵癌をはじめとする膵疾患の研究 英文論文 過去の膵がん関連発表論文 専門医と研究スタッフ 京都大学の膵がんの治療・研究スタッフ その他 講義・講演会発表等 肝臓外科,乳腺外科 京都大学肝胆膵外科のうち旧第2外科の 肝癌,胆管癌,乳癌を専門にする診療グループ. |
|
患者さまへのご注意膵がん,嚢胞性膵腫瘍[IPMN (IPMT)やMCN (MCT)],膵内分泌腫瘍など,患者さまによって膵腫瘍の種類や病気の状態はさまざまです.また同じ膵腫瘍でも膵臓癌かどうか,あるいは膵がんであればその病期(ステージ)によって患者さんごとに治療の方法が異なります.このホームページは,現在,京都大学肝胆膵・移植外科(膵臓外科)で行われている膵腫瘍,とくに膵がんの診断や治療、研究などを患者さまや医療関係者に広く知ってもらうために作成したものです. したがって,あなたやご家族が膵腫瘍や膵がんと診断された,あるいは膵がんの疑いがあり,どうするかを迷っている場合には,このホームページで得た知識を参考にしていただいた上で,必ず主治医に相談して下さい. このホームページは闘病記の様な内容は扱っておりません. |
|
膵がん基礎知識膵がん (膵ガン,すいがん, 膵癌, 膵臓がん, すい臓がん, 膵臓癌, 膵臓ガン, すい臓癌, すい臓ガン )はいわゆる初期には自覚症状に乏しく,早期発見のみが良好な予後を期待できる方法です.初期の症状として腹痛(心窩部痛)があげられ,このとき検査で血清アミラーゼが上昇していることがあります(腰痛,背部痛,背中や右肩の痛みはまれ).膵臓癌は疫学的に糖尿病,喫煙などが関係しているといわれますが,食事,食品との関係などはっきりした原因は分かっていません.したがって予防の方法も確立されていないのです.現在も全国的に膵がん登録を行い,早期発見の調査がすすめられています.膵がんは超音波,X線,CT, MRCP,PET,PET-CT,放射線の画像による画像診断,CA19-9など腫瘍マーカーによる診断を用いて,専門の医師による正確な評価を行うところから治療がはじまります.膵癌取扱い規約などでステージ(病期,stage)を判定して治療法を選択するのです.現在,膵臓癌の診療ガイドラインによって診断や治療を標準化しようとする試みがすすめられています.膵嚢胞のかげに膵臓癌が隠れているかもしれないことは専門医の間ではよく知られています.したがって名医,権威といわれる先生をもとめるのでなく,専門の病院で経験のある専門医による診療を受けることが大切になります.肝胆膵の外科手術の年間症例数が参考になるかもしれません. 手術前に黄疸がある場合にはERCPとENBDまたはPTCDが行われます.遠隔臓器に転移がなければ,年齢にもよりますが膵頭十二指腸切除術(PD),膵体尾部切除術(DP)などの手術が行われます.最近は胃の温存手術である幽門輪温存膵頭十二指腸切除術(PPPD)の術式がおおく行われるようになっています.PDの再建にはWhipple法,Child法,今永法などがあります.胆管がん,十二指腸乳頭部がんにも同様の手術が行われます.手術後は術後の補助療法を行うかどうかが問題となります.行う場合はジェムザール(ゲムシタビン)または5-FUとロイコボリンによる化学療法が選択されます.ジェムザールは数年前から日本で保険適用薬剤として使用できるようになりました.2006年8月からティーエスワン(TS-1, テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤)という抗がん剤が,膵がんに使えるようになりました.癌に対する治療法がある場合は患者さんに癌であることを告知するほうがうまく治療できるようです. 進行しており切除手術の適応がない(切除することが余命を延長することにならない)と考えられた場合は,抗癌剤による化学療法が選択されます.現在,膵がんに効く特効薬のようなものは知られていません.一部の施設で免疫療法(ワクチン療法)や遺伝子治療が試みられていますが,生存率の向上につながるかどうかは不明であり,完治するかどうかはさらに不明です.さまざまな民間療法が知られていますが,これも効果があるかどうかは不明です.末期の症状としてがんによる腹水や黄疸が出現します.このような場合には癌を治すことを目的とせず,痛みの克服やQOLの向上を目指した緩和医療や代替療法など看護に重点をおいた治療が選択されます. |
|
膵がんのホームページ
|