1. 血尿、疼痛、腫瘤触知等の泌尿器科的症状によるもの-------55例 2. 体重減少、全身倦怠感等の非泌尿器科的症状によるもの-------11例 3. 転移巣が先に見つかりその原発巣精査中に腎細胞癌が発見されたもの-------12例 4. 検診・人間ドックあるいは高血圧等他疾患の精査中に発見されたもの(偶発癌)-------73例
エコー;場合によっては腫瘍の中の血流量を調べるドップラーエコーを併用する。
腎盂造影;造影剤を注射し、それが尿に出てくる様子をレントゲン撮影する検査。腎臓の働きを 調べたり、腫瘍による正常部分の変形を見たりできる。
CT、MRI;あたかも体を輪切り、縦切りにしたような画像がとれる。
血管造影;この検査だけは外来ではできないので、必要であれば入院後行うが、現在当科においてはあまり施行していない。
ステージ1;癌は腎臓の中にのみ認められる。 ステージ2;癌は腎臓の周りの脂肪に浸潤しているが、それ以上は広がっていない。 ステージ3;癌が腎静脈、大静脈に進展している、あるいは、腎臓の近くのリンパ節に転移している。 ステージ4;癌は隣接臓器(腸や膵臓など)に浸潤している、あるいは遠隔転移(肺、骨など)を認める。
当科の治療成績 累積生存率(Kaplan-Meier法) 151例のなかにはいろいろなステージの症例が含まれるが、全体として5年生存率71.8%、10年生存率63.3%であった。 参考;最近の他の病院からの報告では 5年生存率--59.0%, 10年生存率--59.0% (A病院) 5年生存率--55.9%, 10年生存率--63.4% (B病院)